0413

「空気人形」は、いつまでも、私にとって特別な映画だ。 ペ ドゥナの美しさと、音楽の素敵さ、まるでフィルムカメラで撮ったかのような淡い色合いの映像、「生命は」という詩、全部が私を形作っている。 Tカードを作りたいのだけれど、運転免許証も持たない…

0320

「どうして私があんたの彼氏を嫌うかわかる?」 母に言われた。 喉の奥から変な音を出してやり過ごした。たぶんフン、とかウン、とか、ンー、とか、とにかく意味のない音だ。 母は以前から私が彼氏の話をすると思い切り顔をしかめて嫌な顔をした。話すら聞い…

0305

この靴下の下には、真っ赤に塗られた爪があって、それは誰にも無理やり見られることはないという安心のもと、ほんの少し私に自信を与えている。 どんな人からであろうと、自分に向けられた愛は少し恐ろしい。 私の言動に一喜一憂してほしい、誰かにしつこい…

社会不適合者0220

喉が痛くて、えづくほどの咳が出続けたので、やっと病院に行った。ちゃんとうがいしなさいと言われた。薬をもらって、何を勘違いしたか、1日分の摂取量を一回で摂取してしまってめちゃくちゃ眠気に襲われた。馬鹿だ。 神のご加護がありますように、と名付け…

0204

なにもわからなくて考えることをやめている。 今日は1時間めにテストを受けて、少し勉強をして、3時間めにはテストが返ってきた。一応単位は取れていた。 教授のテスト解説を聞きながら、ぼんやりと、あと少しでやってくる2ヶ月の春休みについて考えてい…

0202

私には自分の意思がない。どうしたら良いのかわからないし、何がベストかもわからないし、自分がした選択によって得た結果を受け止めきれる勇気も覚悟もない。 彼氏が、私と寝ている(婉曲的表現)時の映像を撮っていた。途中で、立てかけられたスマホに気づい…

0121

頬埋める肩が欲しいなら 僕のこの肩でそうして欲しい ずっと 愛じゃないですか?愛ですね。 ブルーハーツの「君のため」です。好きです。ごめんなさい。 最近ずっと週末予定があって、久しぶりにクソ田舎のスーパーでお母さんと二人買い物をした。美味しそう…

1224

古着屋さんで買った、少しサイズが小さいけれどスタイルがよく見える可愛いワンピースと、キラキラと光を反射しながら揺れるイヤリングをつけて、私は特急に乗っている。 クリスマスイブにはジョンレノンのHappy Christmas を聴くのが恒例になっていて、毎年…

1212

天候一つで気分が左右される。 今日は晴れていて暖かいから気分が良い。 あしたは朝からバイトだけれど、土日の旅行があるので何があっても乗り越えられる気がしている。 Queenのteo trriatte を何度も聞いている。あとPentagonのShineも。 ひさびさにcmbyn …

1207

何かあったらすぐ傷つくくせに、楽しかったり嬉しかったりする感情には時差がある。 出会い系で男と会いまくるのをやめた。好きだ、付き合いたいと言ってくれる男がいたからだ。 私はそれまでいたセフレの男のことが好きだった。他の女と寝てる痕跡をみつけ…

1113

大急ぎで文を書く。 反対側の車線には絶望的な渋滞に巻き込まれた人たちが無表情で車の中に閉じ込められている。 お腹がすいた。 私は服を買いすぎる。 本を最近よく読んでいる。 テンポよく文を書いている。この間30秒くらい。ケータイならタイピングのス…

1019

中学生の頃、リストカットをしていた。 好きな男の子に振られ、受験対策で行った小さな塾で怒鳴られ、家では無神経な祖父からのプレッシャーを受け続けて、私の朗らかな部分はどこかに行ってしまった。 いや、そもそも私に朗らかな部分など最初からなかった…

1013

俺はセフレとかそういう関係になるのは嫌なんや、話しててすごく楽しいし、笑ってくれて嬉しいし、だから付き合いたい、と泣きながら言った元彼に似た男のことを考えている。私を何分も待たせて、特に何も言わずに家に入ったあの男。私は恋人を作りたくなん…

1006

今日はアルバイトだった。 みんなが優しくて嬉しかった。 村上春樹のハナレイ・ベイが映画化されると聞いて、久しぶりに図書館で本を読んだ。村上春樹の小説に出てくる主人公は大抵、ゆったりと休んで、本を読んで、美味しい食べ物と美味しいお酒を飲んで、…

1001

不埒だ、淫乱、罪だ、ずるい、歪んでる、なんと言われようと、29日未明、私は幸せだった。 Happy birthday Princess と誰かが歌う曲を聴きながらキスをして、誕生日おめでとう、って抱きしめられて、こんな幸せがあっていいのかと思った。 夏休みが終わって…

0925

旅行に行ってきた。 私たちの関係にすっぱりした終わりはないのだ、と思う。あるとしたらフェードアウトだ。 温泉まで歩いたこととか、温泉の後のフルーツ牛乳とか、美味しくない居酒屋でご飯食べたこと、おみくじを引いたこと、ずっと手を繋いでたこと、お…

0911

男から返信が来るだけで心が大丈夫になってしまう。 生きてるっていいね、と歌う五木ひろしを見てゲラゲラ笑ってしまった。馬鹿にしてるわけではなくて本当にちょっと元気付けられちゃったよ。それにしても野口五郎は老いても素敵だなァ、、 これっきりこれ…

0904

吉本ばななの「TUGUMI」を読んだ。蓮っ葉な口調と圧倒的な存在感、文面だけなのにつぐみに強く惹かれてしまう。映画の予告編を見て牧瀬里穂はぴったりだな〜と思った。吉本ばななの本は単純に退屈しないから好きだ。どうでもいい場所や景色、地理の情報(ここ…

0824

バスの中、クソミソに暇なので日記を書く。 今日は朝から実習で食欲が湧かず、朝ごはんを適当に食べたら昼間お腹が空いて辛かった。作って言ったお弁当は夕方になるとまたお腹が空いて辛くなるくらいの量だった。食べることは快感を伴う。私にとって食べ物は…

0822

旅行から帰ってきた。 女4人で旅行をした。 合コンをする時は、女の子たちの中でリーダー格の1人の機嫌をよくすれば他の女の子も安心して楽しめる、そして逆にその1人が「なんかつまんない、帰ろうよ」といえばどんなに他が盛り上がっていてもみんな帰っ…

0816

どうにかなるだろうか。 めまぐるしい毎日。考える暇も何もなく、わたしは遊び呆けている。このまま自分がどうなっていくのか分からない。前後不覚。 出会い系ではまだ2人としか会っていない。 このまま少しずつ傷んで、少しずつ少しずつ美しくなくなってい…

0807

寂しさを埋めるための恋は、寂しさを埋めるために誰かと一緒にいることは、結局は誰も幸せにしないのだということに気づく。 私は勢いで別れた。でも勢いでもつけないと別れることができなかった。泣いて電話をした。電話越しの友人は、その男は結局何にもわ…

0803

風の歌を聴け を図書館で借りて読んでいる。スプートニクの恋人もそうだったけど、全体を通してみればストーリー性があるわけでもないし続きがきになるわけでもない。話の前後は掴みづらいし、物語の中で起きる出来事に意味を見出すのは難しい(意味なんてな…

0731

彼氏が居たってなんだって、不幸せな人は不幸せだし、幸せな人は幸せだ。 寂しさは波のようにやってきて、また私の心をどうしようもなく揺さぶる。 私のことちゃんと好き?って聞けるということは、好きだよと返ってくる確信を持っているということで、私に…

0727

本を読まないと自分の書く文章が支離滅裂になってしまう。 昨日遅くまでバイトで、久しぶりに0時過ぎに寝たので朝からちょっとだるい。そして疲れているせいか、先輩への気持ちが薄れて、今日のデートはぼんやりしてしまいそうだ。 すこし時間があったので、…

0725

寂しさが波のようにやってくるのであれば、愛もまた波のようにやってくる。大きなうねり。 好きな人への愛が爆発している朝。この前まで辛くて寂しくて泣いていたけど、気分次第で愛が溢れる。 時間割の関係で、毎週金曜日にデートを重ねているのだけれど、…

0718

寂しさは波のようにやってくる。 愛なんて信じていない。好きな人の言うことだって1つも信じてない。 好きな人のことを信じられない自分が一番嫌い。 人の気持ちは移り変わるということが一番辛い。いつのまにか変わってしまったことに気づいてもう元に戻れ…

0712

今朝見た夢について。 夢の中で、私はAKIRAのテツオのような力を持っていた。地球を飛び出して宇宙にもいけるし、木星にダイブすることもできた。でもおそらく、そのせいでたくさんの人を殺してしまった。私は研究施設のようなところに入れられ、特殊な防護…

0709

おやすみなさい、と言ったらおやすみ!と返してくれて、その後にフフッ、と笑ってくれて、何も言えずにそのまま電話を切った。忘れないと思う。 今朝はギリギリまで暑い部屋で寝て、トーストと卵を食べて、顔を洗って星野源のラジオを聴きながらメイクをして…

0704

好きな人と付き合えて、浮かれてたのが馬鹿みたい。初デートをドタキャンされて、一度デートをしたけど、一緒に帰りませんかと誘ったら乗り気でない返事で、未読無視されて、やっぱり時間合わないのでやめましょうと送ったらすぐ既読をつけておっけー!じゃ…