0727
本を読まないと自分の書く文章が支離滅裂になってしまう。
昨日遅くまでバイトで、久しぶりに0時過ぎに寝たので朝からちょっとだるい。そして疲れているせいか、先輩への気持ちが薄れて、今日のデートはぼんやりしてしまいそうだ。
すこし時間があったので、朝から今日渡すつもりの手紙を見直して、書き直す。「もっと積極的になってください」と書いた一枚をぐしゃぐしゃにして捨てた。「自然体でこれからも過ごしていきましょうね。」
意外にスラスラ書けたのは、気持ちが薄れているからだろうか。
昨日バイト中、男の先輩の肘を見て、なんて無防備なんだろうと思った。あまり笑わない、かと思えばフレンドリーに話しかけてきたりする、何を考えているかよくわからない顔に比べて、この血管の浮き出た腕。無防備にさらされた肘。私の肘も無防備かしらん。
生まれたての僕らの前にはただ果てしない未来があってそれを信じてれば何も恐れずにいられた
音楽にのって腰をフリフリしたり体を左右に揺らしたりしていたら予想外に元気が出た。くるりの上海蟹のやつが割と乗りやすい。
バスはぐんぐん進む。
夏の終り、という映画の予告編を見て、「わからない、どうしたらいいかわからない」と泣く満島ひかりに心打たれた。わからないよね。わかる。満島ひかりは泣く演技が本当に上手だ。カルテットの時も思ったけど、涙を流す云々じゃなくて、顔をぐしゃっと歪めて泣く感じ、凄い。