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風の歌を聴け を図書館で借りて読んでいる。スプートニクの恋人もそうだったけど、全体を通してみればストーリー性があるわけでもないし続きがきになるわけでもない。話の前後は掴みづらいし、物語の中で起きる出来事に意味を見出すのは難しい(意味なんてないのかもしれない)。でも全てのページがなんとなく面白い。トイレに行く時にふと本を手にとって、ぼんやりしながらいつまでも読んでいたい。

 

今日はデートだ。白い大きな襟のついた服。デニム。革靴。リップとお財布とハンカチしか入らない小さな肩掛け鞄。本を入れる余地なんてなくて、オシャレはやっぱり実用性とは程遠いところにあるのだな、なんて思ったりする。

 

最近すごく暑い。はやく夏休みが終わって寒くなって欲しいと思う。

 

毎日毎日テストとバイト、先輩のことで落ち込んだり愛に溢れたり泣いたり怒ったり食べたりしているので、なにも書くことがない。日常を過ごすだけで精一杯だ。

 

日常といえば、家にいる赤ん坊はすくすく育っている。日に日に人間らしくなって行くのにはびっくりするし、赤ん坊を育てるのって大変なんだなあと日々実感する。眠くて泣く。抱っこされたくて泣く。夕飯の片付け中、自分の周りに人がいなくなって泣く。お腹が空いて泣く。お風呂上がりに、鼻と耳を掃除されて泣く。でも時々笑う。今日も出かける前、布団カバーを見て、「カラフルだねえ、」と話しかけられて笑っていた。

 

この前、出会い系の男と会おうとしてやめた。何かのスイッチが切れたように、いきなり面倒になってアプリも消した。自分がよくわからない。でも、またこの波はやってくるんだろうなと思う。

 

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