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好きな人と付き合えて、浮かれてたのが馬鹿みたい。初デートをドタキャンされて、一度デートをしたけど、一緒に帰りませんかと誘ったら乗り気でない返事で、未読無視されて、やっぱり時間合わないのでやめましょうと送ったらすぐ既読をつけておっけー！じゃあ金曜日ね！って言われて、ほんとに乗り気じゃなかったんだなと分かって、私に会うことで向こうは元気がでるわけじゃなし、ただの負担なんだろうなと思ったら泣きたくなった。私が好きで好きで仕方なくて、付き合ってあげてるんだろうな、そんなの片思いより辛い。そんな優しさいらない。付き合ってから拒絶されるくらいなら、あの時振られた方がよかった。

薄いヴェールの向こうに好きな人がいて、私はヴェールの向こうの好きな人に必死に話しかけたり触れようとしたりしていて、返事は返ってきたり返ってこなかったり姿をつかめたと思ったら消えてしまったりだったけど、あなたに触れたいですって直接伝えたら僕も触れたいと思ってたよ、って返ってきて、舞い上がって、でもそんなもの何の意味があるんだろう？実際に触れなきゃ意味がないじゃないか。触れようとしなきゃ意味がない。触れていいよというなら逃げないで欲しい。触れていいのに触れさせてくれないのは、それは全部を私の責任にしてるようでずるい。私ばかりが汗をかいている。惨めだ。

私を彼女としてくれたなら、それなりに大切にして欲しい。大切にされてない。私じゃなくてもよかったんだろうな。私は誰かの代用品なんだろうな、なんて感じるのは今空気人形のサントラを聴いてるからかな。