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ここ最近本当に本当にいろんな辛いことが立て続けに起こって、忙しいなんてもんじゃなくて、もういいです、もうわかりました お願いです もうやめてください神様、と泣きながら思った。

今は多分そのピークは過ぎたんじゃないかなと思う。いいことも少しはあって、だけど何より辛いことがあまり起きなくて、嵐の後の静けさ、散らばった心の破片をようやく、少しずつ、拾い始めている。

自分の心を落ち着けるルーティーンを作った。心に鎧をかけて、鍵をかける。心を開きすぎないように。心を開きすぎて、傷つきすぎないように。十字をきって祈る。私はクリスチャンじゃないけれど、なんとなくそうすると落ち着く。生半可なことじゃ傷つかなくなる。すぐに忘れる。

今日もバイト中うっかり傷ついてしまったけど、さっきまで忘れていた。鈍感にならなければ生きていけないのかもしれない。

 

夜廻り猫、という漫画があって、それに今回すごく救われた。あと電話にも。遠くで生活している人の話は、自分に関係ない分気楽で、バスに乗っているとカーテンを閉めていない家の中が見えてしまうような、そんな感じで現実味がなくて、でも電話だからリアルだった。

 

2018年の春、それまでで一番辛かったこと、いつまでも覚えておく。生きてるだけで偉い。あの時、自殺してもおかしくなかったのに、よく立ち直った。おめでとう。